
やりかけのまま止まっているものが、いくつありますか。
きょうから青い手の13日間に入ります。青い手は20の紋章の7番目で、あてられた言葉は癒し、達成、完了です。新しく立ち上げる方向ではなく、途中で止まっているものを閉じる方向に向いた紋章として読まれてきました。
古代マヤのツォルキン暦では、7番目の日の名はマニク(Manik)といいます。握った手のかたちに見える図像で表され、そこから現代の名前に手が残りました。
松の内に重なる年もあれば、秋分のころに来る年もあります。区切りの位置は毎年ずれるので、その時期の予定と合うかどうかは年によります。
青い手の13日間がわかる3つのこと
- 完了は、完璧の別名ではありません。 大きな案件より、出していない請求書や返しそこねた短い連絡を一つ閉じるほうが、実際に手が動きます。
- 癒しという語に、手が付いています。 手当てという言葉が「手を当てる」から来ているように、体をともなう関わりに寄せて読むと迷いません。
- 13日の終わりに一つ「終わった」と言えれば十分です。 数を競うと息が切れ、次の区切りへ持ち越す荷物が増えるだけになります。
小さいものから、一つだけ閉じる
未完了を片づける期間だと聞くと、いちばん重い案件から手をつけたくなります。ところが重いものは13日では終わりません。閉じた数ではなく、閉じた感覚を思い出すのが目的だと決めておくと、途中で止まらずに済みます。
青い手の13日間で閉じやすい5つ
- 返しそびれた短い連絡。 遅れた理由を書かずに、用件だけ送るほうが早く出せます。
- 出していない請求や申請。 お金の発生するものは、放っておくほど気力を削ります。
- 書きかけで止まったメモ。 続けないと決めるのも、立派に閉じる行いです。
- 使っていない契約や登録。 一つ解約すれば、毎月の判断が一つ減ります。
- 借りたままの物。 返す日を先に相手へ伝えると、動かざるをえなくなります。
手をかける時間を、自分にも回す
肩を揉む、料理を作る、片づけを手伝う。人への助け方も、この紋章では手の出る形が挙がります。あわせて、整体やストレッチ、長めの入浴のように、自分の体へ手をかける時間も語られます。
編み物、絵、楽器のように手の感覚を使う時間を短くても入れると、頭だけで一日が終わる感じが薄らぎます。
20と13から260日が組み上がる
ここで数え方の仕組みを見ておきます。日本で広まっているマヤ暦は、20種類の紋章と、1から13までの数を組み合わせます。この数は「音」と呼ばれます。20と13の最小公倍数が260なので、全体は260日でちょうど一巡します。
その結果、紋章ひとつあたりの持ち場は13日ずつになり、一巡のなかに13日の区切りが20本並び、数が1に戻る日が、それぞれの区切りの初日にあたります。
もっとも、この組み立ても音という呼び方も、20世紀後半にまとめられたドリームスペル、つまり13の月の暦という現代の暦によるものです。紋章に添えられる意味や説明には、書き手ごとの違いがあります。
暮らしの中で試すなら
借りた本を返すなら、棚から出すだけで終わらせず、相手に渡す日を決めて鞄へ入れておきます。付箋や挟んだ紙が残っていないかも確かめましょう。「片づけたい」と思っていたことを、最後の一手まで小さく分けると、終わったと確かめる場所がはっきりします。
よくある質問
Q. 青い手の13日間に、新しいことを始めてはいけませんか
禁じられてはいません。ただ、手は二つしかありません。閉じないまま増やすと両方が中途半端になるので、一つ閉じてから一つ足す順番にすると収まりやすくなります。
Q. 癒しといっても、何をすればよいかわかりません
手が触れるものから選ぶと迷いません。湯に浸かる、誰かの肩を揉む、土をいじる。頭で決めるより、手が先に動くほうを選ぶとこの紋章に沿います。
Q. 数が1に戻る初日には、特別なことをするのですか
決まった作法はありません。1の日はいちばん静かな位置なので、これから13日で何を閉じるかを一行書いておくくらいで足ります。
出典
- 13の月の暦(ドリームスペル)における20の太陽の紋章と13の音についての一般的な解説
- 古代マヤのツォルキン暦(260日周期)に関する考古学的記述