
元日は年に一度だけ、と思っていませんか。
きょうはKIN1です。前日で260通りの組み合わせを使い切り、ここから新しい一巡が始まり、大晦日と元日の並びに近い形ですが、決定的に違うところが一つあります。この元日は、毎年ちがう日にやってくるのです。
同時に始まるのが、赤い龍の13日間です。5つある城のうち1番目、赤い色と東の方位が振られた城もここで開きます。東は日が昇る側で、赤は始める役目の色。どちらも入口を指す配置になっています。
KIN1がわかる3つのこと
- 260という数は、太陽の一年と関係がありません。 20の紋章と13の音を掛け合わせた結果として出てきた数字です。365日の暦に重ねると、毎年およそ105日ずつ手前へずれていきます。
- 季節から切り離されているのは、利点にもなります。 年度や年始の空気に引っ張られず、周囲と関係なく自分の区切りを置ける日として使えます。
- 初日に決めることは、一つに絞るほうが続きます。 長い周期の入口では、細かさより方向のほうが役に立ちます。
決めることを、一つに絞る
初日に計画を全部立てようとすると、たいてい二週間で崩れます。机の上や手帳の最初のページを整えるくらいの準備で、この日は十分です。
KIN1の日にやっておく4つのこと
- これから育てたいものを一つだけ選ぶ。 学び、体、関係、仕事のどれか一つに絞ります。
- 「どうなりたいか」ではなく「どう進むか」を一行書く。 姿勢のほうが、状態より長持ちします。
- その日のうちに、小さくても実際に一歩動かす。 申し込む、道具を出す、その程度で構いません。
- 書いたものを、次の初日まで残る場所に置く。 手帳の先頭でも、封筒に入れておくのでも同じです。
始めの日にした一手が小さいほど、途中で続けやすくなります。
続く13日間の並び方
赤い龍のあとは、白い魔法使い、青い手、黄色い太陽と並びます。この4本で最初の52日ができあがる形です。初日に決めたことは、この52日をひとまとまりの助走と見ておくと扱いやすくなります。
前回の初日を、思い出せなくなる理由
真夏に来る年もあれば、初夏に回ってくる年もあります。三年ほど眺めていると、暦の同じ場所には戻らないことがよくわかるでしょう。季節の記憶と結びつかないぶん、前回の初日に何を決めたかは、書いておかないとまず思い出せません。
なお、KINという番号の数え方も、紋章の意味づけも、現代に整えられた体系に基づくものです。この日から運が切り替わると考えるより、自分で置いた区切りとして使うほうが、260日後に振り返ったときに読み取れるものが多くなります。
暮らしの中で試すなら
学びを一つ選ぶなら、「毎回分からない言葉を一つ調べる」のように進み方を書いてみます。初日は本を開き、実際に一つだけ確かめれば始まりになります。書いたページに日付を添え、次に見返す場所を決めておくと、何を大切に始めたかを後からたどれます。
よくある質問
Q. KIN1は毎年いつになりますか
前の年より、およそ105日手前へ移ります。日付が固定されていないため、その年ごとに調べる必要があります。
Q. お正月と、どちらを区切りにすればよいですか
両方を使って構いません。年始は世の中と揃う区切り、KIN1は自分だけの区切り、と役割を分けると混ざりません。
Q. この日を逃してしまいました
数日遅れても差し支えありません。260日のうち、どこかで一度は始めることになります。気づいた日を初日として書き残しておけば、次の一巡と比べられます。
出典
- 13の月の暦(ドリームスペル)におけるKIN番号と260日周期の構成に関する一般的な解説
- 古代マヤのツォルキン暦(260日周期)についての考古学的記述