
手帳の同じ欄に、天赦日、一粒万倍日、大安、不成就日。いくつも名前が並んでいると、どんな日として過ごそうか、少し迷うことがあります。
まずは四つの名前を、一つずつ読んでみましょう。昔から日取りを考えるときに使われてきた暦の言葉です。
四つの名前が表していること
| 暦の言葉 | 伝えられてきた意味 |
|---|---|
| 天赦日 | 天が万物を許すとされ、幅広い行いに吉とする日 |
| 一粒万倍日 | 一粒の種が大きく実るように、小さな始まりを大切にする日 |
| 大安 | 六曜の一つ。祝い事、とくに婚礼の日取りで親しまれる日 |
| 不成就日 | 新しいことを起こすのを控える日として記される選日 |
天赦日は季節と干支、大安は六曜の巡りというように、それぞれの日は異なる決め方で暦に置かれます。そのため、一日の欄にいくつもの名前が並ぶことがあります。
自分の予定と、並べてみる
祝い事を考えているなら、集まる人の都合や会場の空きを見ながら、候補日を相談する。新しい習い事なら、体験の日を調べてみる。今ある予定から考えると、次にすることが見つかります。
不成就日が気になるときは、準備を進める日にしても。必要な道具を出す、資料を読む、問い合わせる。始める前にも、できることはいくつかあります。
「今日はここまで支度する」と手帳へ一行。暦を眺める時間が、これからの予定を考える時間になります。
続けていることにも、目を向ける
始めたいことが特にない日には、続けてきたものを見返してみます。育てている植物、少しずつ読んでいる本、書きためたノート。
前より葉が増えた、ここまで読めた。そんな変化を見つけたら、次に続けたいことを一つ。小さな始まりを大切にする一粒万倍日の名前にも、つながる過ごし方です。
続けてきたものを、一枚に残す
育てている植物なら、鉢全体を一枚撮り、新しい葉がどこに出たかを見てみます。前の写真があれば、葉の数や向きを見比べるだけでも変化を拾えます。読んでいる本なら、しおりの位置と心に残った一文をノートへ。続けてきたことを目に見える形にすると、次に何をしたいかも考えやすくなります。今日は観察まで、週末にはノートを読み返す。そんな予定を、暦の欄の隣へ書き添えてみてください。
よくある質問
Q. 四つのうち、どの名前を目印にすればよいですか
自分が親しんでいる習わしや、その日の予定から選んでみてください。家族と関わる行事なら、どの日に集まりたいかを一緒に相談すると決めやすくなります。
Q. 大切な手続きの予定は、どう立てればよいですか
期限と相手の都合を確かめ、内容を読める時間を先に取っておきます。日取りを選べる場合は、落ち着いて準備できる候補日をいくつか並べてみましょう。
Q. 四つが重なる日は、どう調べますか
その年の暦で、四つの注記を照らし合わせます。開運カレンダーから、気になる月を開いてみてください。