
答えの出ないことを、何年も抱えたままにしていませんか。
きょうから黄色い戦士の13日間が始まります。戦士という訳がついていますが、武器の話ではありません。あてられた言葉は、問い、知性、勇気、挑戦。誰かと争う場面ではなく、答えの出ていないものに向き合う場面のための紋章として説明されます。
20の紋章では16番目にあたります。古代マヤのツォルキン暦では、この位置の日の名はキブ(Cib)です。戦士という現代の訳語は、古い日の名をそのまま置き換えたわけではないのです。
夏至を過ぎたころに来る年もあれば、春先や晩秋に回ってくる年もあります。
黄色い戦士の13日間がわかる3つのこと
- 問いの書き方で、出てくるものが変わります。 「どちらを選べばいいか」と書けば二択で止まり、「なぜ迷い続けているのか」と書けば迷いの中身が出てきます。
- 五つ書いて、一つだけ持ち歩きます。 全部に答えようとせず、一つを深く扱うほうがこの紋章の質に合います。
- 勇気の一歩は、数分で終わるものがほとんどです。 電話を一本かける、断りを入れる、書類を送る。人生を変えるほどの決断を指してはいないのです。
問いの型を、書きながら変える
黄色い戦士の13日間に立てる問いの4つの型
- 「なぜ、これを迷い続けているのか」。 選択肢ではなく、迷いの理由のほうへ光を当てます。
- 「何が手に入れば、決められるのか」。 足りない情報が見えると、動く先が具体になります。
- 「三年後の自分なら、どちらを選ぶと思うか」。 いまの都合から少し離れて眺めます。
- 「決めないままだと、何が減っていくのか」。 保留にも費用がかかることが見えてきます。
止まっている理由が、怖さか面倒かを見分ける
怖くて動けていないことに一歩出す、という過ごし方もよく挙がります。ここで効くのが見分けです。怖さのほうなら、いちばん小さい一歩を書き出す。面倒のほうなら、日時を決めて予定に入れる。扱い方がまるで違います。
怖さを気合いで越えようとすると、疲れるわりに進みません。面倒を意志の問題として扱うのも、同じくらい遠回りになります。
問いを、調べられる大きさまで小さくする
習い事を続けるか迷っているなら、「続けるべきか」の前に、何が負担なのかを書いてみます。内容は好きでも通う時間が合わないなら、先生へ時間帯を相談するという一歩が見つかります。面倒で問い合わせを延ばしていたなら、連絡する日時を決められます。
人に相談するときは、迷っていることに加えて、すでにわかっていることと、まだ調べていないことを伝えます。問いの全部を相手に解いてもらおうとせず、一つの不明点を尋ねる形なら話を始めやすくなります。
訊ける相手を、先に持っておく
知性という語が入っているので、一つの分野に絞って学びを深める過ごし方も語られます。それと並んで効くのが、自分では答えを出せない問いを誰かに預けることです。
問いは、口に出した時点で形を変えていきます。抱えたまま考え続けるより、話しながら削るほうが早いことは多いものです。13日の終わりに、持ち歩いた問いへ暫定の答えを書き残しておくと、次に同じ題が浮かんだときの起点になります。答えが後から変わっても差し支えありません。
戦士という訳語を選んだのは誰か
キブという日の名の意味については、いくつかの説明が並んでいます。そこへ黄色い戦士という名を当て、問いや勇気というキーワードを結びつけたのは、20世紀後半にドリームスペルを編んだ人たちです。
古代の日の名と、現代の訳語。両方が重なった形で日本に入ってきたため、どこまでが古い層なのか見えにくくなっています。訳語のほうは新しいと知っておけば、書き手ごとに説明が違っていても戸惑いません。
よくある質問
Q. 争いごとが起きやすい期間ですか
戦うという意味では使われていません。向き合う相手は人ではなく、答えの出ていない事柄のほうだと読むのがこの体系の筋です。
Q. 問いが五つも思いつきません
一つで構いません。数は、体裁のよい問いを使い切って本音の問いを出すための仕掛けなので、最初から本音が出ているなら足りています。
Q. 13日で答えが出ませんでした
出ないまま次へ持ち越して差し支えありません。問いに向き合った記録のほうが、出した結論より長く使えます。
出典
- 13の月の暦(ドリームスペル)における黄色い戦士のキーワードに関する一般的な解説
- 古代マヤのツォルキン暦の日の名と現代の紋章名の対応についての記述