
眠る前のひとときを、画面を見るだけで終えていませんか。
きょうから青い夜の13日間に入ります。古代マヤのツォルキン暦で3番目の日の名はアクバル(Akbal)といい、夜や闇を指す語です。現代のマヤ暦はその位置に青い夜を置き、夢、豊かさ、想像力というキーワードを加えました。
夜と豊かさが、一つの紋章に同居している。ここがこの区切りの面白いところです。暗い場所は外から見えません。まだ人に話していない望み、形になる前の考え。ここでいう豊かさは、そうした外へ出していないものの側を指しています。
梅雨のさなかに来る年、冬の終わりの年、晩秋に回ってくる年があります。
青い夜の13日間がわかる3つのこと
- 豊かさの中身は、目に見える資産に限りません。 まだ形になっていない望みや考えも数に入るところが、ほかの紋章と違う点です。
- 外へ広げるより、内側を掘るほうが向いています。 誰にも見せない前提で書く、というだけで書ける量が変わります。
- 舞台になるのは、眠る前のわずかな時間です。 寝る直前に見たものが翌朝まで残る感覚は、多くの人が経験しているはずです。
望みを、叶うかどうかから切り離して書く
やりたいことを100個書く、という方法がよく挙がります。数の多さに意味があるのは、30個を過ぎたあたりで体裁のよい願いが尽きて、本音が顔を出すからです。全部書ききらなくても構いませんが、手が止まった位置は覚えておくとよいでしょう。
青い夜の13日間に望みを書く4つのコツ
- 叶うかどうかを一切考えずに書く。 判断を混ぜた瞬間、手が止まります。
- 大きさをそろえない。 海外への旅と、買い替えたい食器を同じ列に並べます。
- 書いたあと、自分にとっての豊かさを一行で決める。 お金か、時間か、人との距離か。
- 一つだけ、現実の行動に変えてみる。 日程を調べる、資料を取り寄せる。その程度で足ります。
世間の基準を借りて豊かさを決めると、迷いが増えます。自分の基準を一度書いておくだけで、選ぶ速さが変わってきます。
眠る前のひとときを、内側に使う
その日にあったことを短く振り返り、これからのことを数行書く。やることはそれだけです。あわせて、深く休める場所を整える過ごし方も語られます。寝室の明るさ、寝具、風呂の入り方。土台が落ち着いていないと、内側を掘る作業はうまくいきません。
内へ向かう期間は、閉じすぎると外へ戻れなくなります。後半に一つだけ現実の行動を混ぜておくと、夜から朝へ渡す形になります。
夜という日の名に、夢と豊かさが加わるまで
アクバルという日の名と、夜という語義は古代から続くものです。一方、夢や豊かさ、想像力といったキーワードは、1980年代に世へ出たドリームスペルで加えられた現代の解釈にあたります。
この紋章では、夜を夢や内面の豊かさと結びつけて読みます。眠る前に思いついたことを一行残す、好きな音楽を聴く。静かな時間に味わいたいことを選んでみてください。
暮らしの中で試すなら
夜のノートには、今日あってよかった時間を一つ書いてみます。ゆっくりお茶を飲めた、読みかけの本を開けた、という小さなことでも構いません。それをもう少し増やしたいと思ったら、翌日のどこに置けるか一度だけ考え、続きは朝に回すと、眠る時間も残せます。
よくある質問
Q. 夜更かしをしたほうがよい期間ですか
睡眠を削る話ではありません。眠りに向かう手前の時間を、何かを書いたり思い返したりに使う、という読み方です。早く寝る人ほど扱いやすくなります。
Q. 夢を覚えていられません
枕元に紙を置き、断片だけ書き留める人が多いようです。内容を思い出せなくても、目覚めたときの気分を一語書くだけで手がかりになります。
Q. 豊かさを願うのは、欲深いことではありませんか
この紋章で言う豊かさには、時間や関係や落ち着きも含まれます。何を豊かさと呼ぶかを自分で決めるところが、そもそもの主題です。
出典
- 古代マヤのツォルキン暦における日の名(Akbal)についての一般的な記述
- 13の月の暦(ドリームスペル)における青い夜のキーワード解説