
やりたいことの一覧ばかりが、長くなっていないでしょうか。
きょうから黄色い種の13日間が始まります。黄色い種は20の紋章の4番目。可能性、気づき、開花、学びという言葉があてられ、何かを始める側を後押しする紋章として読まれてきました。
ところが解説を追っていくと、増やす話よりも、数を減らす話のほうが多く出てきます。蒔いた数だけ芽が出るわけではないからです。黄色の紋章がまとめて「熟させる」役に振られていることとも、この向きは重なります。
大型連休のさなかに回ってくる年もあれば、真冬や秋の初めに来る年もあります。
黄色い種の13日間がわかる3つのこと
- 気になっている数と、世話のできる数は違います。 三つに絞る手順が繰り返し語られるのは、この差を埋めるためです。多いと感じるなら一つでも構いません。
- 結果を決めるのは、種より置き場所です。 始められない理由の大半は意志ではなく、時間と道具と相談相手が用意されていないことにあります。
- 気づきは、書いた瞬間には意味がわかりません。 13日ぶんを並べて読み返したとき、同じことを何度も書いていたと気づく。そこが落ちどころです。
蒔くものを、三つまで絞る
やりたいことを全部書き出したうえで、その中から三つを選びます。今回選ばなかったものも、書いて残しておきます。持ち時間に余裕ができたら、次の周期で選び直せます。
種を三つに絞る4つの見分け方
- 13日後に、少しでも進んだ姿が浮かぶか。 浮かばないものは、まだ入り口が見えていない段階です。
- 手をつける時間が、週のどこかに実際に空いているか。 空きがないなら、先に予定のほうを動かす話になります。
- 必要なお金が、いまの範囲で収まるか。 収まらないなら、準備そのものを一つ目の種に置き換えます。
- 面白そうという理由だけで入っていないか。 面白さは続ける力になりますが、それだけでは13日を越えません。
芽が出る条件を、先にそろえる
絞ったあとは、気合いではなく段取りの話に移ります。週のどこで手をつけるかを予定に書き込む。必要な道具か参考書を一つだけ買っておく。続けている人がいる場所を見つけておく。ここまで用意できていれば、13日のうちに第一歩は踏めます。
環境の話を飛ばして意気込みから入ると、たいてい三日で止まります。止まった原因を意志の弱さに置くと、次も同じところでつまずきます。
「読書を始める」を、今週の予定へ置き換える
たとえば読書を一つ目に選んだら、「もっと本を読む」で止めず、読む本と置く場所を決めます。夕食後に十分だけ読むなら、座る場所へ本を置き、その十分にしていた別の用事を動かす。ここまで考えると、始めるために何が足りないかがわかります。
三つを選んでも時間が重なるなら、先に始める一つを決めて構いません。13日後の記録には読んだ量だけでなく、本を開けた時間帯や続けにくかった理由も残します。次の予定を組むときに使える記録になります。
気づきは、あとで読み返すために書く
もう一つのキーワードが気づきです。ふと思ったこと、耳に残った一言、見た夢。その場では意味のわからないものを、短くて構わないので書き留めておきます。
書いている最中は、ただの断片にしか見えません。まとめて読み返したときに初めて、自分が何にひっかかり続けているかが浮かんできます。芽が出なかった場合も、選んだものが違ったのか、準備が足りなかったのか、時期が早かったのかを一行残しておくと、次に同じ区切りが回ってきたときの材料になります。
黄色という色が担っている役目
20の紋章には赤・白・青・黄の四色が順に振られ、色ごとに役目が決められています。赤は始める側、白は磨く側、青は変える側、そして黄は熟させる側で、種という名前でありながら実りの色を持つのは、この配当によるものです。
四色や日本語の紋章名は、現代のマヤ暦の解説で親しまれているものです。日本の書店に並ぶマヤ暦の本の多くは、1980年代に整えられた現代の体系を土台にしています。
よくある質問
Q. 三つに絞ると、残りは諦めることになりますか
書いて残しておけば、次の260日で拾えます。この紋章で言う絞り込みは、捨てる作業ではなく順番を決める作業に近いものです。
Q. 13日で芽が出なかったら失敗ですか
種を蒔いてから形になるまでの時間は、扱うものによって違います。13日で見るのは芽ではなく、手をつけたかどうかまでで十分です。
Q. 黄色い種は、目標を立てる日と考えてよいですか
目標を並べる日というより、並べたものを選び直す日と考えるほうが合います。数を増やしたあとに減らすところまでが一組になっています。
出典
- 13の月の暦(ドリームスペル)における黄色い種のキーワードに関する一般的な解説
- 各種マヤ暦解説書における紋章の色区分についての記述