白い半紙と硯、横に休めた筆と椿の花
一年の出来事を思い返し、自分の一字を選ぶ。
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今年一年を漢字一字で言い表すとしたら、どの字を選びますか。

十二月十二日は漢字の日です。日本漢字能力検定協会にほんかんじのうりょくけんていきょうかいが一九九五年に定めました。「いい字一字」の音を一二一二に当てたもので、ここでも数字の並びは、語の響きから決められています。 毎年この日には、その年をあらわす漢字が公募の結果として発表され、京都の清水寺きよみずでらで揮毫きごうされて奉納ほうのうされます。

一年分の出来事を一字に絞るのは、かなり乱暴な作業です。それでも毎年続いているのは、絞ることで見えるものがあるからでしょう。

エンジェルナンバー1212の日がわかる3つのこと

  1. 日付は十二月十二日、漢字の日です。 語呂合ごろあわせで決まった記念日で、今年の漢字の発表もこの日に行われます。
  2. 同じ数字が四つ並んでいるわけではありません。 1と2の組が二回繰り返される形です。
  3. 往復として読める並びです。 1に始めることや意図、2に受け取ることや調整が語られるので、出しては整える動きになります。

十二月十二日は、出す一歩と整える一つを組にする

この日に予定を入れるなら、二種類をまとめて置きます。出しただけで終わると散らかり、整えるだけでは何も外へ行きません。年末で予定が詰まる時期なので、二つで一組にしておくと片方だけになりにくくなります。

漢字の日に組にして置く4つのこと

  1. 外に出すことをひとつ決める。 提案、連絡、公開、送付のどれでもかまいません。
  2. 出したあとに整える作業を、同じ週の中に置く。 出しっぱなしにすると、年明けに持ち越します。
  3. 動きすぎと止まりすぎの、どちら寄りかを一行で書く。 自覚があるほうへ引き戻せます。
  4. 自分の一年を一字にして書き留める。 来年の同じ日に並べて見られます。

1212は、同じ数字の反復ではない

十二月十二日を1212と書くと四桁がそろいますが、同じ数字が四つ並んでいるわけではありません。ひとつの性質が強調される並びと、二つの性質が交互に出る並びとでは、読み方が変わります。1212は後者こうしゃにあたります。

強く押し出す日ではなく、行き来する日として受け取ると使い道が出ます。年末は前へ進める作業と片づける作業が同時に来る時期なので、往復という形は季節にも合っています。

一年を一字で言い直してみる

漢字の日にならって、自分の一年を一字にしてみるのは、この日付に合った作業です。選んだ字を書き留めておけば、二年、三年と並んだときに、自分の変わり方が字の列で分かります。

エンジェルナンバーの読み方に頼りきらなくても、数字の並びは記録の目印として使えます。十二月十二日は覚えやすい日付です。 年末の見直しをここに固定しておくのは、実務としても悪くない選択でしょう。

暮らしの中で試すなら

一字が決まらないときは、今年よく足を運んだ場所や、時間を使ったことを三つ書き出します。その三つを見てから共通する字を探すと、立派な抱負に寄せずに選べます。選んだ理由も一行残しておけば、翌年に字だけを見て迷うことがありません。

よくある質問

Q. 今年の漢字はどうやって決まるのですか

公募です。日本漢字能力検定協会が応募を集計し、もっとも多かった字が選ばれます。発表は十二月十二日ごろで、清水寺の舞台で大きく書かれます。

Q. 漢字の日はいつからありますか

一九九五年からです。「いい字一字」の語呂ごろから十二月十二日に定められました。

Q. 1212は1111と読み方が違うのですか

違います。1111は同じ1が四つ、1212は1と2の組が二回です。前者ぜんしゃはひとつの性質が濃く出る並び、後者は二つの性質が交互に出る並びとして説明されます。

出典

  • 日本漢字能力検定協会による漢字の日および今年の漢字の実施要領
  • 西洋数秘術すうひじゅつにおける1および2の象徴しょうちょうについての解説