夕食の片づけが終わって、テーブルにノートを一冊。いつもは明日の用事を書くページに、今日は「これから、どんなふうに暮らしたい?」と書いてみます。
新月は、月の光がほとんど見えなくなるころ。静かな夜を、願いに言葉を与える日にしてみませんか。用意するのは紙とペン、座って過ごせる十五分ほどです。
この記事の目次
新月の日を、ノートを開く目印に
2026年10月の新月は11日0時50分、次は11月9日16時2分です。いずれも日本時間。10月の暦と11月の暦にも掲載しています。夜中の時刻なら、前の晩や翌日の落ち着ける時間を選んでおきます。
この記事を初めて届けた8月は、13日2時37分に新月を迎えました。占星術で「獅子座新月」と呼ばれ、自己表現や創造する喜びをテーマに願いを書く習わしがあります。「自分が楽しめることを増やしたい」と考える入口にもなりそうです。
月の日時を手帳に入れたら、その横に「ノートを開く」と一言。続けたい方は、月の満ち欠けと暮らしのリズムも読んでみてください。
願い事を書く5つのステップ
「こうなったらいいな」は、まだぼんやりしていても。いくつか書いて、暮らしのどの場面につながるかを探していきます。

1. 今日の気持ちを、一文に
「最近、仕事のことで頭がいっぱい」「休日に出かける元気が少し戻ってきた」。最初に、今いる場所を確かめます。すぐに願いが出てこない日は、ここを少し長めに。
2. 増やしたい時間を書く
朝の静けさ、誰かと笑う食卓、好きなことに集中する午後。欲しいものの名前に加えて、どんな時間を過ごしたいかを書いてみます。
「広い部屋がほしい」の隣に、「好きな本を広げて、ゆっくり読みたい」。願いの中身が、少し見えてきます。
3. 自分の言葉で、二つか三つ
気になった言葉を選び、文章にしてみます。「週末に、好きな本を読む時間をつくりたい」。誰かに見せる予定のないノートなら、いつもの話し言葉がよく似合います。
「私は毎日幸せです」と書くより、「朝、急がずお茶を飲める日を増やしたい」のほうがしっくりくることも。読み返して、自分の声で言えそうな文章を残します。
4. 最初に試すことを決める
願いの下に、明日できることを一つ。「寝る前に本を一冊、テーブルへ」「土曜の午前中は予定を入れずにおく」。手が届くところまで、小さくしてみます。
5. 読み返す日を添える
二週間後の手帳に「願いを読む」と書き込みます。その間に気づいたことや、試せたことを足していくための約束です。
空けたい場所も、一つだけ
新しい楽しみを入れる前に、少し減らしたいものが浮かぶこともあります。気乗りしないまま続けている習慣、何となく埋めてしまう休日の予定。
「日曜の午前は、予定を一つ減らしてみる」。そのくらい具体的になると、空いた時間の使い道も想像できます。人との約束に関わるなら、相談するところから始めます。
書いた紙はノートに挟んだり、箱へしまったり。今月はどうしたいかを残したら、ペンを置きましょう。

今夜の15分ワークシート
| 時間 | 書くこと | たとえば |
|---|---|---|
| 0〜3分 | 今の気持ち | 平日は慌ただしい。週末に一息つきたい |
| 3〜7分 | 増やしたい時間、減らしたいこと | 読書を増やし、夜のスマホを少し短く |
| 7〜12分 | 願いを二つか三つ | 土曜の朝、好きな本を開く時間がほしい |
| 12〜15分 | 最初の一歩と、読み返す日 | 本をテーブルへ。二週間後にノートを開く |
途中で一文が見つかったら、その文章をゆっくり眺める時間にしても。書く量より、今の自分が何を望んでいるかを知ることに、時間を使ってみてください。
よくある質問
新月の時刻を過ぎたら、いつ書こう?
その日の夜や週末など、落ち着いて座れる時間を選びます。「新月のころに、自分の希望を聞いてみる」。そんな予定として手帳に入れると、続けやすそうです。
前にも書いた願いが、また出てきたら?
前のページを残して、今日の気持ちを書き足します。変わったこと、試してみたいことも一行。願いを育て直すノートでは、続ける、小さくする、保留する、終えるという四つの選び方を紹介しています。
願いがうまく出てこない日は?
最近うれしかったことを、一つ思い出してみます。ゆっくり飲めたコーヒー、友人との短い電話。もう一度味わいたい時間の中に、次の願いが見つかるかもしれません。
参考にした暦
- 米国海軍天文台(USNO)・2026年の月相:新月の日時。世界時に9時間を加えて日本時間で掲載しています。10月の暦と11月の暦からも確認できます。
